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TKC模試を受けてきましたが、去年の冬に解いた模試と点数が変わりませんでしたorz

特に択一対策をしていたわけではないので、現状がずっと維持されているということでしょうか。
肢についての正答率が8割程度なので、点数は7割くらいになっちゃう。

全く知らない、という知識はあまりなくて、殆ど知ってはいるけど、不正確なため誤ったんですよ。
そこで今は知識の幅を広げるよりも、範囲を絞り込んで正確性を向上させるべき時期かなと思いました。
肢別本、基本書、判例百選あたりですね。

判例教材も、まずは百選を正確に記憶することを優先して
確実に記憶できたら、他の判例集に手を出すつもり(憲法、行政法は最初から別の使うけど)

民法は、年内に基本書を何度か通読できるので、年明けから択一式受験六法使う。
ちなみに、択一式受験六法は完択よりも情報量は少ないのですが、
論文にはこっちの方が相性がいいとの評判。
新試は択一・論文が同時期なので、論文への相性を優先して選択。

重判も年明けからかな。

条文素読をどのタイミングでやるか考えどころですが
基本書を読み込みが進んだ後のほうが効率がよさそうなので春辺りですかね。
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問題文を分析して答案構成をつくるわけだけど、
ここで十分なものを作り上げるには
答案構成の「型」を理解して記憶しておく必要があるな。
どんな風に議論をするのか
何をどの順番で書くのか、
それぞれの議論の中で、指摘し評価すべき事実はどういうものか、とか。

これ、新司対策としてはとりわけ憲法に必要な気がする。
どういう答案構成の方があるかは、他の法律なら旧試の演習でまかなえちゃうと思うんだけど、
憲法はやっぱり異質で、そうもいかないように思える。
旧試の頃は事実の評価なんて殆どなかったのに対して、
新試はそこが肝だし、旧試以上に判例を知り、そこでされている議論の方法、
事実の評価等を反映させていく必要があるから。
「型」のために判例を学ぶ必要ってそこにありそう。
他の科目は、あえて判例集で「型」を学ばなくても、普通に旧試の問題演習に
新試用の問題演習でも対応できそうなんですよね。
憲法こそ必須、みたいな。
事例研究憲法やりつつ、判例読んであるべき「型」をパターン化して
理解して記憶しておいた方がいいね。
そうしないと、本番で時間内に満足行く構成はできない。

事務処理能力

新試は事案分析の成否で合否は決まる
  ↓
正確な事案分析が必要
  ↓
事案分析に十分に時間をかける
  ↓
かけすぎると書く時間がなくなる
  ↓
かと言って、問いに答える試験なのに何が問いなのか分からないまま欠き始めれば
十中八九落ちる
  ↓
事案分析は納得いくまでやりきりつつ、かつ、書くべきことを書くべき形で書ききる時間を確保
  ↓
①事案分析の速度を上げる
②書くスピードをあげる
で対策


①について
  ↓
事例研究民事法、憲法、行政法、捜査法演習などで長文をすばやく分析する訓練。
時系列と人に注意。みんなが当たり前に抽出するだろう論点、引用するだろう事実は何かを考える。その上で余裕があれば、差をつけるために必要な議論は何か、事実の評価は何かを考える。
  ↓
その前提として、典型論点を一瞬で見抜く力の養成。短い問題文から典型論点を一瞬で引っ張りだせるように。反射神経の向上。これができない人がなぜ長文問題をすばやく解析できると言うのか。
⇒旧試論文過去問、民事法ⅠⅡⅢ、葉玉100問、事例演習民事訴訟法など
  ↓
普段の勉強から情報処理能力の向上に意識的に取り組む。
⇒基本書はダラダラ読まない。できる限り早く読む。肢別本は1肢20秒以内。


②について
  ↓
採点者に不快感を持たせない程度の字の綺麗さを保ちつつすばやくかけるように
筆記具の選択。いろいろ試す。
  ↓
とにかく、書く。書く練習をする。

攻守のバランス

某旧試合格者の講義のパンフレットから

ファーストステップ 
 「皆が当たり前に書くことは何か??」を考える!

まずは,「皆が書く当たり前のことを書く」。
合格のための必要条件だと思います。
試験である以上,「皆が書く当たり前のこと」に配点を振るのは当然です。
この確定なくして先へは進めません。


セカンドステップ 
 「そこからさらに差をつけるにはどうしたらよかったのか??」を考える!

次に,差が付くポイントは何かを考えてください。
例えば,人の書かない論点を書く,無駄なことを書かない,
事実の評価を一生懸命行う,などです。
これらの受験生が差を付けようとおもって書いた事が,
本当に加点されているのかどうかを見極め,
どのような答案が本試験で評価されるのかを明らかにします。



とても単純なことだけど、さすがオールA合格者だけあって的を射ている。
けれど、これを実行するのはたやすいことじゃないな。
出題趣旨を捉える訓練も大事だけど、こっちの訓練も大事だよね。
「これが出題趣旨だ!」
って思っても、仮に違ったらあさって方向行っちゃったりするし。


問題演習

このところ、記憶喚起等かねて、旧試験のLIVE過去問をやっています。
大体、1日3題くらいですが。
LIVE過去問のよいところは、以前も言った「思考プロセス」が提示されているところですが、
それだけにとどまらず、「どう書くか」「何について厚く論ずべきか」
という点についても解説されているところがよいですね。

たとえば、民事法ⅠⅡⅢ、事例研究憲法、事例研究行政法では答案作成上の注意点なんて書いてないです。
でも、答案作成の仕方で本番の評価は大きく変わると思われます。
単純に、法律の理解で勝負が決らない。
もちろん、法律を理解していないと評価はあがらないはずです。
でも、法律を理解していても、それだけでは評価は上がらないと思います。

要は、法律を理解していると「試験委員が思ってくれる」答案を書けるかどうかでしょう。

そうすると、どんな表現をしたら「理解していると思ってくれるのか」を検討すべきで、
それを通常は上位答案から探るわけですが、
LIVE本では学者さんが、この論点ではここに注意して論じてね、だとか、
もっと形式的な書き方についてチラホラ論じてたりするんですね。
これに従った書き方をすると、採点者は「あぁわかってるな」と思ってくれるんじゃないかと。

そういう意味で、どんな表現方法をとれば理解していると「感じてもらえるのか」
に意識を向けた勉強が大事なんじゃないかなと思います。

そのように考えると、わかりやすい文章を書くことが大事で、わかりやすさが点数に繋がるというのも
納得いくことになります。経験則として、よく理解していること程分かり易く文章化できるし、
よくわかっていないことは分かり易く文章化できないからです。
だから、分かりにくい文章や、試験委員さんならわかるでしょ、わかって下さいよ!みたいな
文章では高評価には繋がらないんじゃないでしょうかね。

成績通知書

ここのところ、ブログで新司法試験の成績通知書が届いた旨の記事が多いですね。
来年はとうとう私の番です。

目標は、50番以内に設定しました。
来年、成績を胸を張って公開できるように頑張ります。

論文答案作成上の覚書その1

タイトルは偉そうだけど、単なる思い付きを書きなぐるだけのもの。

1.メリハリ
憲法は法律上および事実上の全論点を全部網羅するのは困難
メリハリをつけて書く内容及び、書く程度を判断する必要大。
一番答案作成上の戦略が必要な科目。
メリハリつける場合に、書くべきもの、厚く書くべきものは、出題趣旨に現れているもの。
出題趣旨にすり合わせる訓練が必要。
出題趣旨=問題の核心であるとすれば、普段から、論点の問題の核心、
判例の問題の核心に意をむけることで出題趣旨を捉えることが可能か。


2.速度
法律上の論点を整理する速度が遅いと事案分析、事実評価に当てられる時間が減って
評価がのびない。
法律上いかなる論点があり、それらがどう関連しているか、そして、論証の内容といったことを
可及的にすばやく想起できる必要がある。
そこで、記憶喚起の訓練を多く行う必要がある。アウトプットスピードを鍛える。

基本書読み

最近ようやく満足できる方法が確立した。

基本書を何度も回す方法の弱点は、
最終的に記憶に残さなきゃいけない「規範」の部分や、論証の「キーワード」、条文の「趣旨」
の部分を正確に頭に残しづらいと言うこと。
他の情報の部分ととメリハリをつけて読みづらいから。
旧試のころには、このような部分を「正確に」かけているかどうかが評価を分けていたらしい。
新試でもそれは変わらないだろう。だれでも書ける部分、かけなきゃいけない部分に
一番大きな配点があるんだと、新試委員の先生が言っていた。
誰でもかけなきゃいけない部分は、まさに、上にあげた、「規範」、論証の「キーワード」、条文の「趣旨」、さらには、重要な「定義」あたりだろうと思う。

単純に基本書を回転させているだけだと、どうもこれらを頭に残すということについては効率が悪い。
レジュメや論証ブロックを回転させることに比べて効率が落ちる。
別途ノートを作ればいいのかもしれないし、現に作ってある科目もあるのだが、
作っていない科目について今から新しく作るのは時間の都合上困難だ。

そこで考えたのが、上記の重要な部分をマーカーで塗って、
その次に重要な部分、として、「理解」を助ける部分、問題の所在を示している部分などにアンダーラインをひいておき
基本書を一定の頁を読んだ後、項目、マーカー、アンダーラインの部分のみ読み返す、という方法。
これが意外とよい。
だいたい1時間で30~40p読んだ後に、その30~40pを10分程度で振り返れる。
読んだすぐあとなので、相当なスピードで読める。記憶喚起をしながら読む感じ。
そして、翌日続きを読む前にも10分程度で振り返ってから先に進む。
ここでも、相当に高速で読める。
こうやって、大事な部分は1度の基本書読みで3回読むことになるので、
「覚えるべき部分」が相当にきっちりと頭に残る。

問題は、マーカー、アンダーラインをひくべき部分の選別。
これは、最初はあまりひかないで、択一や論文過去問(旧試も参考に)を解いた際に、
随時必要と思われる部分にひいていくと効率がよいと思う。
塗り過ぎないことがポイント。
あくまで「正確に書けなければならないこと」を正確に記憶に残すためと割り切る。

これでだいぶ頭が整理されてきた感じ。
ただ読むだけじゃ、手段の目的化を招きかねないので
何のために読むのか、を意識しながら、いろいろと読み方は工夫すべきですね。
今やってる勉強が、本試験での点数を1点でも上げることに繋がらないなら
ただちにやめるべきでしょう。

網羅性

葉玉100問の余白に江頭等を参照し自説を補充という作業は終了。
これでも江頭の重要部分全ては網羅されていない。
とはいえ江頭を通読するのもまた苦行。
いちおう、講義の予習復習の際に重要部分に付箋をはってあるから
その部分だけ読む、という風にすればだいぶ効率的。

なんだか新試になって、気本書をぐるぐるよむことが推奨されるようになったけど、
手段の目的化には注意しないとダメだよね。

勉強の進度

サマクラ期間中に殆ど勉強できなかったせいで
予定が大幅に遅れている。

サマクラのお知らせでは、仕事は17時半まで、とのことだったので
6時すぎには帰宅して7時半くらいからは勉強できると思っていた。

けれど、現実には、毎日夕食会&飲み会があった週もあり
そうでなくとも、疲れていて2時間程度しか勉強できなかったりした。

さらに、当初の予定外の人付き合いでかなり潰れた。

おかげで3科目分遅れている。

このままだと、8科目回すつもりが、5科目終わるかどうかになってしまう。
これはまずい。まずすぎる。

こうなれば、当初1日8~9時間で予定していた勉強時間を増やすしかない。
最低10時間、理想12時間。

この世界、できるかできないか、じゃなくて
やるかやらないかなんだ。
やるしかない。

と思って今日頑張ったのですが
民訴講義案で気絶しそうになりました。
あれは長時間連続で読んではダメですね。

事務所の雰囲気

サマクラに行って、事務所の雰囲気の違いというのものはかなり大きいなと感じました。
私は2つしかいっていないので4大全てについてはわかりません。
けれども、この2つでは、こっちのほうが自分にあっている、というのは感じました。

4大ともなればやっている仕事はあまり変わらない(ちょっと疑問のあるところでもありますが)
ので、やはり雰囲気は大事なんじゃないかと。

前回の記事で覚悟といいますか、意志が必要じゃないかと感じた、といったことを書きましたが
気に入ったほうの事務所であれば覚悟も持てるかな、という感じです。

サマクラの話

やはり行ってみるといろいろ思うことが出てきますね。

うーん。

あえてあいまいにいえば、
4大のような事務所でやっていくには
それなりの意思が必要だな、
ということでしょうか。

まず採用していただけるかどうかの問題がありますが、
採用していただけたとして、その先がそれ以上に問題ですから。

自分はここでやっていける、やっていく、という自信と意思が必要ですね。
そこまで4大にこだわりのない自分には、
そこまでしてここで働きたいかと言われると、
そうでもないかなーって思ってしまいます。
自分の興味のある分野の案件に触れられなかったせいもあるかもしれませんけど。

でも、よい刺激にはなりました。
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