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公法系強化月間

行政法

桜井橋本は舌足らずな部分が結構ある。
論文でそれが致命傷になった人も多いし、試験委員も桜井橋本が戦犯だと言っていた。
とはいえ、桜井橋本がダメな本なのではなく、
読んでいて、何か引っかかったところや、よくわからないところ、ホント?と思うようなところでは
塩野や宇賀などを参照してフォローすればよいとこのこと。

以下新試のネタバレあり。注意。


たとえば、H19年度の新司法試験の原処分主義と裁決主義はでは、
裁決主義についての記述が薄い。行訴法10条2項の説明のところで裁決主義という言葉が出てこない。
平成20年では、当事者訴訟でも仮処分はできるということが44条の説明とのところで見えにくくなっている。

ということで、利用法に注意が必要。
事例研究行政法など、問題に沢山当たって、その都度補充していけばリスクは減る。


憲法

憲法は、教科書の知識を入れていくのは当然として、
やはり生の事実から憲法論を主張する場数を踏む必要性が旧試とは比べ物にならないくらい強い。
対策として、判例を読むというのは生ぬるい。
事実から憲法問題を抽出し、複眼的に構成することは、判例百選や青い判例集記載の事実ではできない。
なんらかの方法で場数を踏む必要があると思う。
しなくてもそれなりには書けるが、それなり以上にかけるようにしようと思うと、運に左右される。
必然的に上位答案を書けるようにするには、とにかく問題を解く、場数を踏む、
これに加えて、主張枠組みをあらかじめつくって頭に叩き込んでおく必要があると思う。
この主張枠組みは論パではない。



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はじめまして。
合格おめでとうございます。

憲法の論述の書き方にムラがあって悩んでいます。

ここでいう、主張枠組みはどのようなものでしょうか?

Re: タイトルなし

>>ログさん
ありがとうございます。

主張枠組みというのは、法律構成の枠組といったようなものです。
たとえば、表現の自由のような防御権の場合には、

①保護範囲
②権利侵害
③正当化

という流れになるとか(三段階審査論)
表現の自由のうちの、知る権利の請求権的側面の場合には

①保護範囲(知る権利の論証)
②下限設定
③下限を満たしているかどうか

という下限統制になる、とかいったようなものです。
このような法律構成の枠組みは、「憲法上の権利の作法」であるとか、法学セミナーの宍戸准教授の連載などで調べることが出来ます。

また、masoブロさんの方でもmasoさんが作成した簡にして要を得たまとめがアップされていますので、そちらも参考にしてみてください(http://hayamaso.blog91.fc2.com/blog-entry-34.html)。
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