スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

憲法の書き方

難しいですよね。
本当によくわからない。

とりあえず、私見メモ。


1 法律等の仕組み・適用の把握

まずは憲法抜きで法律・規則等がどのように適用されたかを考える。


2 攻撃対象選択(法令違憲、適用違憲)

それに不満を持つ人が、何を攻撃すればよいか考える。
処分があるなら、まずはその処分そのものを攻撃できないか。
処分そのものを攻撃する上で、処分の根拠規定を攻撃する必要があるか。

根拠規定が付随的制約になっているのであれば、基本的には適用違憲。
あとは、問題文に立法事実があるか、司法事実があるか、
で考える。問題文に立法事実があれば法令違憲の主張が求められているだろうし
司法事実があれば適用違憲が求められているだろう。


3 攻撃手段選択

人権の選択。保護範囲と権利制限をきっちり論じる。
「きっちり論じる」とは、教科書に書いてある基本知識を端的に示しつつ、
本件において具体的にいかなる行為が、どの人権の保障下にあり、
どのように権利制約を受けたのかを論じること。

教科書知識(人権の内容等)は絶対に書く。しかし、短くかつ正確に。
問題文から拾える事情は沢山書いて評価する。
 ⇒ 基本知識知ってますよ、それを踏まえて事案に即して考えてますよ!ということのアピール。


利害関係人が複数いる場合、誰の権利侵害を主張するのが適切を考える。
 ⇒ 違憲主張適格


とりあえず、主張できそうな人権を全部ピックアップする。
その中で、原則として、権利侵害の最も大きな人権についてのみ論じる。
例外的に、財産権の損失補償など、単に違憲無効にする以外の
効果がある人権については、侵害強度が弱くても主張する。


4 正当化

違憲審査基準は、無理に厳格にしたり、無理に弱めたりしない。
人権の重要性、権利制約の強度から、妥当なラインを考える。
無理に3パターン作らなくていい。

教科書的な知識は短く端的に。ただし、正確に確実に絶対に示す。
問題文から読み取れる権利の重要性や制約の強度、また、制約の必要性などは
できる限りいっぱい書く。
 ⇒ 基礎知識を正確に理解しこれを念頭に事案に即して考えてますよアピール


適用違憲は、基本的には、比較衡量or比例原則
または、泉佐野型。


5 原告の主張

無理やりな議論はしない。
フルスケールで書く。


6 反論の書き方

反論は端的に書く。
フルスケールで書かない。
違憲審査基準を定立する必要はない。
各争点、理由は一言二言程度で結論を書く。

自己の見解で反論を支持するならば、
反論は極めて簡潔にポイントを示して、自己の見解で具体化。

自己の見解で反論を否定するなら、
否定して自己の見解を立論する上で必要な量を書く。


いずれにしろ、あまり長く書かないのがポイント。


スポンサーサイト

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

ログヨミ

Author:ログヨミ
判事補。
https://twitter.com/roguyomi34

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。