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科目別使用教材-民法

① 佐久間「民法の基礎ⅠⅡ」
民法の基本的な発想が分かる。


② 内田「民法Ⅲ」&道垣内「担保物権法」
担物は内田メインでもいいような気がする。


③ 中田「債権総論」
オーソドックスでよい。ただ、議論のそもそもの出発点になる考え方の説明に乏しいので深い理解には繋がらない気がする。淡路や潮見の方がその点では優れているかも。


④ 潮見「基本講義債権各論ⅠⅡ」
考え方が説明されていて良かった。
通説の説明もちゃんとある。


⑤ 山本「民法講義Ⅳ契約」
論文演習期の調べ物用。今読むととてもよい本。時間があるときに、どうしてこのような解釈なのか、どうしてこのような要件事実になるのか、などと考えながら読むととても力がつくように感じる。


⑥ LIVE貞友民法
民法の事例問題の思考方法の修得にとても役に立つ本。
解釈論の発想もよい。


⑦ 民事法ⅠⅡⅢ
ⅠとⅢだけやった。あまり意味はなかった気がする。それより⑥で事例問題の思考方法を学ぶほうが先決だし、この本で学べる解釈論は基本書でも大抵学べる。3年秋以降は調べものの時に使った程度。


⑧ 問題研究&類型別
試験対策としては、問題研究だけ読んだ。過去問を分析する限り、知識として要求されるのは、問題研究レベル。そして、現場思考型として出題される問題は、問題研究にある要件事実の基本的な思考方法が修得できていれば対応できる。なので、類型別まで読む必要はないと思っていた。


⑨ 百選&内田「民法判例集」
百選は新しくなったので、それを通読した。解説も全部読んだ。民法判例集は、百選に載っていない判例で、択一や論文の勉強をしていて気になる判例が出てきたときに限定して使った。年明け以降は判例集読みの時間は取っていない。


⑩ 択一式受験六法
本格的な択一対策に入ってからは、基本書を頭から読んでいる時間はとれないので、これで知識の確認をしていった(ただし、理解が足りない部分は基本書に戻った。この本は知識の確認ができるだけで、理解ができるものではないから)。


⇒ 民法は毎年傾向が違うように思われるので、新試に特化した対策のようなものは見出しがたい。ただ、⑥で学べるような、あるいは要件事実的な思考方法で問題に望むことを身につける、ということが最大公約数的な対策になることは疑いないように思われる。とにかく、条文を起点に解釈をすること。条文を操作すること。解釈論は、条文の文言と、条文の趣旨・本質から論理的に説き起こすこと。あてはめは、解釈規範との関係で意味を持つ事実を摘示して、その事実が解釈規範との関係でどのように意味を持つのかを示しながらあてはめること。意味をもつことの指摘の際には、意味を持つとする理由が解釈論とちゃんとつながっていることを示せるようにすること、あたりでしょうか。
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貞友民法

こんにちは。

LIVE貞友民法について質問です。
最近この本を購入し、答練に合わせて使っていこうと考えています。そこで、ログヨミさんはこの本を具体的にどのようにお使いになったのか、お教え願います。

私は現在このような形で使うことを考えています。こうしたほうがよい(例えば、答案を書くべき等)というアドバイスがありましたら、お聞かせ下さい。
・年度別ではなく、体系別に並び替えて使う(総則→物権→債権→親族相続の順に使う)。
・問題文を読み、時間を計って答案構成をする(20分程度)。
・本書にある解答例をコピーし、それを手元に置いた上で解説部分を読む。答案構成と照らし合わせるなどして特に自分ができなかった思考過程や知識をチェックしておく。
・曖昧な知識部分について基本書を確認する。

(なお、私が持っているのは昭和60年~平成13年までの問題が年度別に解説されており、「決定版」と書いてあるものです)。

Re: 貞友民法

>>syunさん
ありがとうございます。

私が利用していたのも、「決定版」です。利用方法は以下の通りです。

① 体系別に並び替えて、総則から解く。
② 答案構成する(&答案を書く)
③ 解説を読む
④ 思考方法の修正・知識&理解の確認
⑤ ④を踏まえてざっと議論を組み立ててみる

答案構成は15分~25分程度でした。
時間内に解く訓練として行う場合には15分を限度とし、思考訓練をしたい場合には25分程度までは考えることにしていました。

答案は、書ける時間があるときには書いていました。書いたほうが自分が理解不足な部分に気づけますし、書くことで自分の頭の中の知識・理解を整理できるからです。3年の年明け以降は時間がないので、答案構成でどんどん回していきました。ただ、自分で書けるかどうか不安な論点や、事実の評価が大事なあてはめなどについては、その部分だけ書いてみる、ということをしていました。

解説は、「考え方」の部分に意識をおいて読んでいました。当事者の生の主張を考えて、それを法律構成していくとかいった部分や、論点に対してどう考えていくか、とかいった部分です。貞友民法は法律論の解説がやたら長い場合があり、その場合の細かい解釈論部分はある程度カットしてもよいように思いますが、利益衡量をどう解釈論に反映させていくかとか、個別具体的な解釈論の背後にある「民法の発想」が現れている部分はしっかりと読んでその発想を身につけるように意識するとよいと思います。新試の現場思考型問題には非常に有益な部分だろうと思いますし、長く勉強して難しい発展的な議論ばかりやっていると見失いがちな発想だからです。事実私は年明け直後あたりは大分そのような発想から遠のいていまして、貞友民法をやり直して、この本って本当にいい本だったんだなぁと感心したくらいです。そのような発想をもって問題に取り組もうと意識付けできたことは、本番の民法のみならず、民訴法にも役立ちました(それぞれの科目独自の基本的な発想で解釈していく姿勢をもつ、という意識付け)。 

最後に、これが一番大事だと思うのですが、解説などを踏まえて、その問題に対する法律構成がしっかりできるようになったかチェックをしていました。そこで、しっかりと議論の出発点から、正しい思考方法で最後まで行き着けるようであれば、そこで1問終了です。途中で躓いたら、理解できていないということなので、解説に戻っていました。この作業を行うことが肝要だと思います。解説を読んで、あーなるほどね、で終わらせてしまうと、判った気になるだけで、思考方法・知識・理解が身についていないことが多いです。自分で実際に議論を組み立てる、今解説から読み取った思考方法を実際に使ってみる、という作業を行い、自分で実際に使ってみる、やってみることで身に着けていくイメージです。
 ただ、1度解説を読んだくらいではとうてい理解できないものも多いですし、必ずしも1度で理解する必要もなければ1度で理解するのは不可能なものもあります。そういう場合には、さしあたりここの部分は保留、などとして、さっさと次に行っていました。そして、また復習するときにも考えてみる、という具合です。先に行くことで、新たに知識・理解が得られ、その知識・理解によりはじめて分かるようになる、ということも多いからです。

ご回答ありがとうございました。

とても参考になりました。
早速実践してみたいと思います。
ありがとうございました。

No title

質問に便乗しても良いでしょうか?

>① 体系別に並び替え
とありますが、裁断等したのでしょうか?
細かいことですが答えて頂けると幸いです。

Re: No title

>>雨さん
ありがとうございます。

裁断はしていません。体系別に並び替えたメモを作成しておいただけです。

No title

お忙しい中回答有難うございます。
参考にさせて頂きます。

貞友民法について

初めまして、法律書など本屋には全く置いてないようなど田舎で司法浪人生活を送る者です。
修習でお忙しいことと思われますが、もしよろしければ、質問に答えていただければと思います。
貞友民法384頁に、九 類題として出るとしたら のところに、「一部支払済の場合」を考えてみろとあるのですが、全額支払済の場合と特に帰結は変わらないようにも思えるのですが、何か違いがあるのでしょうか?
もし違いがおわかりでしたら、教えていただきたいです。

Re: 貞友民法について

>>浪人生
ありがとうございます。

すみません、今私の手元には貞友民法がございません。
そのため、回答ができません。
申し訳ございません。
プロフィール

ログヨミ

Author:ログヨミ
判事補。
https://twitter.com/roguyomi34

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