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科目別使用教材-民事訴訟法

① 民事訴訟法講義案
制度の原理・原則・例外とそれぞれの趣旨、判例・通説を理解していくには使いやすい本だと思う。足りない部分は他から補充すればいい。


② 重点講義民事訴訟法上・下
各制度の趣旨や本質を深く理解するのことができる。具体的な解釈論に行く前の基本概念の説明部分で。論点解説の部分も、論点を発見する思考過程や、論点分析の思考過程を読み取るように読めば、今年の新試のような問題に対処できる思考力養成に役立つと思う。覚えようとして読む本ではない。


③ LIVE民訴
論点の解説がわかりやすくてよい。


④ 解析民事訴訟
民訴の問題を解く思考プロセスの修得に使える。LIVE民訴は、そのような思考プロセスといより、民訴法の解釈論の発想ないし考え方に傾いている。こっちは、実際の問題解決のための思考プロセス寄り。
 

⑤ 百選&ロースクール民事訴訟法
事案をしっかり読むのが大事。


⑥ 肢別本


⇒ 民訴は、要件事実的思考で、まず訴訟物・請求原因・抗弁などを整理できるように。そうすると、主張整理ができる。主張整理ができれば、処分権主義(訴訟物)、弁論主義(主張・立証)のどのレベルに問題があるかが分かりやすくなる。主張整理を前提とした問題はほぼ毎年出ているので、この作業がきっちりできることがまず肝要だと思う。
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No title

 こんばんわ。民訴の教材選択について質問です。
 私は民訴の論文試験が苦手です。基本概念の定義や制度趣旨は覚えていますがそれを生かして最終的な結論にたどり着けないでいます。
 ログヨミさんの記事を読ませていただくと、自分は思考過程の勉強を全くしていないことを気付かされました。予備校の基礎講座テキストや百選、判例六法、論証集を中心に回す勉強ばかりしていました。この方法でも短答試験の民訴は大体7割程度取れましたが論文試験には効きませんでした。
 先日ちょうど藤田先生の講義民訴を読み終えましたので、その復習も兼ねつつ解析民訴に手を出してみようと思います。Live本や重点講義もできれば読んでおきたいです。ただ、何となく基本書を読む感じで漫然と読んでしまいそうで不安です。これらを具体的にどう利用していくべきか、どういう点に気をつけるべきかアドバイスをいただきたいです。
 また、他の合格者の方からLive本を答案まで書いてやりこむべきとの意見をいただきましたが、自分の今の状況からすると解析民訴のほうを優先すべきように思うのですが、いかがでしょうか。

No title

>>佐野さん
ありがとうございます。

おそらく論点に辿り着くまでの思考方法に欠けているのだと思います。私が事案分析力なんて読んでしまっている部分の力ですね。そうだとすると、その参考になるのは、LIVE本よりは、解析民訴です。ですので、メインは解析民訴でよいのではないでしょうか。そして、LIVE民訴も解析も同じ旧試の問題を扱っているので、解析をメインに使いながら、LIVE民訴でも取り扱われている問題についてはLIVE民訴の解説も読む、ということをやればよいのではないかと思います。

基本書などを「読む学習」は、漫然と行うと効率が悪いです。目的意識を持って読まれると良いと思います。基本書の読み方につきましては既に記事にしていますので、そちらをご参照ください。
 また、貞友民法の使い方についてのご質問に回答させていただいたものがあるのですが、その回答がLIVE民訴・解析民訴にもほぼ同様にあてはまりますので、そちらもご参照ください。
http://roguyomi.blog33.fc2.com/blog-entry-331.html#comment139

No title

ログヨミさん、ありがとうございました。アドバイスを元に、解析民訴にとりかかります。

基本書読みはログヨミさんがご紹介された方法を最近実践し始めました。高橋憲法や橋本・桜井行政法は「1時間で30~40p読んだ後に、その30~40pを10分程度で振り返」る感じで読み進めることができたのですが、講義民訴やリーガルクエスト会社法等はなかなか1時間で30~40p読めません。例えば、知らない学説・自分の立っている学説と違う学説などがあると議論の実益を見つけようとして読むためどうしても遅くなってしまいます。また、自分の理解の薄い部分や実務的傾向が強い記述はどうしても読む速度が落ちてしまいます。そして、会社法は条文が出てきたら必ず引きながら読んでいるため、やはり遅くなってしまいます。気付いたら4、5時間経過してしまっているということも良くあります。長時間費やすといつの間にか漫然と読んでしまいがちです。
ちなみに、マーキングは論文試験対策として読んでいるため、定義や制度趣旨、問題の所在、規範部分・理由付けのキーワードのほか、理解を助ける部分として特に問題を解く際の視点となるような部分を中心にマーキングしています。既に知っているが、理解を助ける部分・重要な部分についてはアンダーラインをしています。

No title

>>佐野さん
ありがとうございます。

頁数はそれほど気にしなくとも良いと思います。大事なのは、ある程度まとまった時間読書をしたら、読んだ部分を振り返る時間を取ることです。1時間で10頁しか進まなかったならそれはそれで仕方ないので、そこでその10ページの振り返りの時間を入れるといいです。その振り返るのとき、今まで読んできた部分から読み取るべきことはなんだったのかなど意識して行うと、漫然としただらだら読書に陥らずに済むように思います。
 だらだら読むのはもってのほかですが、趣旨を理解したり条文を確認したり論点を分析しながら読む場合に時間がかかるのは仕方ありません。それはかける価値のある時間です。
 マーキングの方法などはそれでよいのではないかと思います。

No title

>>ログヨミさん

自分の方法が誤っているのではと不安だったので安心しました。
ログヨミさんのアドバイスを取り入れつつ、読み進めていこうと思います。アドバイスしていただき、ありがとうございました。

はじめまして!!!!

 はじめまして、某ロースクールの既習1年生です。ログヨミさんに、判例よみについて質問があります。 最近、判例を大量に読むことをしているのですが、ふと不安に思ったことがあるのです。それは、判例集を読むことは、試験にどのように活きてくるのだろうか?ということです。問題を解く上で、判例を読んでいたことがどのように活きてくるとお考えでしょうか?どうか、教えてくださいませ。
 また、(立て続けに質問してすいません・・・・)、ログヨミさんは、一日に何時間勉強されていたのでしょうか??超上位で合格するためには、がむしゃらに能率的に勉強することが必要だと思うのですが・・・・。どうか教えてください。

 はじめまして 

ログヨミさんの紹介された、解析民訴、早速購入して読ませていただいています。思考プロセスが分かりやすいですね。

ちなみに、一点疑問なところがありましたので、もしよろしければ教えていただきたいです。

訴訟物には、1.特定の実体法上の権利又は法律関係と捉える見解と、2.狭義の訴訟上の請求と捉える見解があると学びました。

解析民訴では、「本書及び講義では,…訴訟物を特定の実体法上の権利又は法律関係…として理解してい」ると書かれており、1の見解を前提としていることが分かります(解析P.36)。そして、ここでいう「講義」とは、藤田先生の「講義民事訴訟」のことを指すと思います(参照頁の指定でも講義と省略されているため)。

しかし、講義民事訴訟のP.142の設例2小問1の解説は、狭義の訴訟上の請求=訴訟物と捉える学説を前提とした説明となっています。そうだとすると、解析P.36の表現と矛盾しているように思うのですが、ここはどう理解すればよいのでしょうか?

ちなみに、基本書や予備校本の中には、1.と2.を区別しないで説明していると思われる箇所がある気がしました。
例えば、同一土地において甲の所有権確認訴訟と乙の所有権確認訴訟がそれぞれ提起された事案を想定します。
1.の理解だと、訴訟物は同一となります。2.の理解だと、「甲」の所有権と「乙」の所有権だから訴訟物は異なることになります。
基本書や予備校本の中には、訴訟物の箇所では1.のみを説明しつつ、既判力の効力における矛盾関係の説明の前提として2.の理解を前提として説明しているものがありました(上記の事案を挙げ、訴訟物は別だが、実体法上一物一権主義ゆえに矛盾するという説明)。

Re: はじめまして!!!!

>>bun太郎さん
ありがとうございます。

そもそも、自分で判例を読み解くことができなければ実務家として役に立たないと思うので、それだけでも今しっかり判例学習をする意味が極めて高いと思います。
 試験において、ということであれば、論文問題を解く上で、判例の法律構成を参考にしたり、判例の規範を使ったり、裁判例の事実認定手法を参考にしたりできます。択一試験では端的に判例知識が問われますので判例を知っておかなければ問題が解けません。そのため、判例を理解し知っておくことが論文択一共に試験の点数に大きく影響を与えると思います。
 ただ、判例はただ大量に闇雲に読めばよいという訳ではないと思います。目的意識を持ちつつ、重要な判例についてしっかり理解して頭の中に整理して入れておくことが大事だと思います。判例百選、重判の一部、その他の著名な判例集に搭載されているものあたりがしっかり理解できていれば(それだけでも非常に大変ですが)、さしあたり司法修習生になる上では十分なのだろうと思います。
 
 私の勉強時間は、授業の予習・復習、講義の時間、自習時間を入れて、おおよそ6時間~10時間といったところでした。平均的には7~8時間程度だったと思います(週50~56時間程度、多くて60時間程度)。少ない日は少なかったですし、土曜の午前はオフ、としたりと、休息日も入れていました。ストレスを溜め込まないことが非常に重要だと感じてたからです。恐らくは、それほど勉強時間が多いわけではないと思います。大学時代からの蓄積があったことと、集中して(おそらくは)効率的な学習方法を採っていたことで、この時間でもなんとかなったのでしょう。集中力がなくなった後に勉強していても意味がないと私には感じられた(勉強していて身についている気が微塵もしなかった)ので、集中力が限界に来たと思ったら、その時点で勉強は終えて休憩していました。その代わり、できる限り常にフレッシュで頭が活性化している(と感じられる)状態で勉強をしていました。私の頭の持久力と集中力の限界からして、勉強の量と質とのバランスが最も取れる時間が8時間程度だったのだと思います。質を維持したままもっと長時間勉強できるなら勉強するに越したことはないと思います。この辺りは一種の才能なのではないかと感じているところです。

Re:  はじめまして 

>>未修3年さん
ありがとうございます。

私は講義民事訴訟を所有していませんので、講義民訴についてのご質問には回答できません。お力になれず申し訳ございません。

訴訟物の理解について、ですが、確かに1の理解と2の理解とがしっかりと区別されずに説明されている書籍もあるようです。藤田先生は1の理解を採っているようですが、通説は2の理解であり、1の理解では既判力の作用する場合に矛盾関係というものはなく、2の理解をとった場合にのみ矛盾関係というものがあげられることになる(重点講義民事訴訟法上528ページ参照)ということを理解しておくことと、自説として1あるいは2を採ったのであればそれを前提として論理的に正しい議論ができれば、それでさしあたり足りるのではないかと思います。

No title

合格者に薦められ,解析民事訴訟を読んでいます。


解析民事訴訟の使い方の回答記事,とても参考になりました。


今回は二点,お聞きしたい点があり,コメントさせていただきました。


まず,同書の中に学説をかなり細かく説明している部分(例P212の4)や,実務的な解説が強い部分(例P109の3)がありますが,このあたりもじっくりと読まれましたか?それともある程度メリハリをつけて読まれていたのでしょうか(例問題研究の部分をじっくりと読む等)?


あと,こちらは内容面なのですが,同書P210の上から3行目,JVの構成員の一部が倒産した場合,共同訴訟や選定当事者制度を利用できなくなるというのはなぜでしょうか?残った構成員が選定者となって,選定当事者を選ぶことができる気がするのですが。


Re: No title

>>suidoさん
ありがとうございます。

学説の対立の話は、重点講義民訴でやっていたことと、解析民訴は今年の3月頃から利用したため時間がなかったことから、じっくりとは読んでいません。どういう対立軸があるのかといったことや、メリット%デメリットを確認する程度です。
 実務色の強い部分も、なるほどねーくらいに読み飛ばしていました。問題意識をさらっておく程度です。

なぜでしょうね。わかりません。倒産処理手続が始まってしまうことが関係あるのかもしれません。破産なら組合から脱退してしまうだけなので、選定当事者が使えそうですけど。
プロフィール

ログヨミ

Author:ログヨミ
判事補。
https://twitter.com/roguyomi34

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