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科目別使用教材-刑事訴訟法

① 刑事訴訟法講義(池田前田)
公判と証拠法について。書き込みしつつ使った。捜査部分もある程度読んだが、それよりも判例と後述の酒巻教授の連載に頼っていた。


② 酒巻「刑事手続法の諸問題」法学教室283~306
刑訴法のものの考え方の修得に役立つ。絶対に目を通すべきだと思う。


③ 演習刑事訴訟法
これも刑訴法の理解を深められるとてもよい本だった。ただ「演習」としてはやや物足りない。事例問題の訓練というより、刑訴法の理解を深める本かもしれない。


④ 百選&ケースブック刑事訴訟法
百選を何度も読み込んだ。ケースブックも、判例の法律構成や事実の評価を分析する上で必要な限度で読んだ。ケースブックの証拠法の問題にもある程度目を通してみた。


⑤ 捜査法演習
長文事例問題になれるために直前期に使った。全部解いている時間はなかった。


⑥ 旧試過去問
LIVE本が使えなかったので、普通にWセミナーのもので解いていた。



⇒ 今振り返ると、刑訴法は明らかにinput学習に偏りすぎていて問題演習不足だったと思う。そのため、長文の問題を分析することへの対策を十分に練り上げた上で自分の身にしみこませるということができなかった。今思えば、試験前に立案しておいた考え方で十分に解けたと思うのだが、その考え方が自分の中で常識化していなかったがために、時間不足気味になって焦りだしたときにその考え方が頭からすっ飛んしまっていた。その結果、論点にひっぱられてしまって、失敗したのだと思う。


⇒ 刑訴の捜査は毎年比例原則のあてはめが出ている。強制処分と任意処分とその限界の議論、111条の必要な処分など。証拠では、何が立証対象なのかということをきっちり認定して、それとの関係で証拠法則がどう働くのか分析すること、さらに、伝聞例外ということになれば、特信性をまずはしっかりその意義内容を解釈して、事実を積み重ねてきっちりあてはめられること、など。
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No title

いつも有益な記事有難うございます。お忙しいとは思いますが質問させて下さい。
質問の内容は、「答案において判例の射程をどのように表現すればよいのか」ということです。
私は、判例の射程が及ばないという結論を書く場合「判例は・・・という事情から結論を導いている。しかし、判例の事案と本件の事案は・・・という点で異なる。よって、本件は判例の事案の射程にはなく・・・という結論になる。」みたいなことを書きます。
massoさんやNさんはどのようなことを意識して書けば採点者の印象がいいと考えますか。私はどのように問題提起するかも非常に迷っていて意見聞かせて下さい。
あと、この前リクエストさせていただいてた今年の民事系の民法部分の思考方法をお聞かせ下さいましたら幸いです。

Re: No title

>>山さん
私が回答していいのか不安ですが一応回答しておきます。

私は「判例は・・・」などといった言い回しを書くことは基本的にはありません。設問の条件で、判例を分析しろだとかの指定があった場合だけそのような言い回しをします。そのような指定がない場合には、判例の規範が使える事例なのかどうかを分析して、使えるなら使う、使えないなら使わないだけです。判例の射程の分析の思考過程を答案上表現したりはしません。
 判例の射程の分析の仕方、その表現の仕方を学びたいということでしたら、調査官解説をお読みになるのが最もよいと思います。調査官解説では判例の射程について論じられてるものが多いです。そこから、プロ中のプロの判例分析の仕方、論じ方を学び取るのが最も良いと思います。

民法の思考方法は時間が取れたらいずれ書きます。

No title

すいません。また質問させていただきます。

⑥ 旧試過去問
LIVE本が使えなかったので、普通にWセミナーのもので解いていた。

これは、スタンダード100でいいんでしょうか?

以上よろしくお願いします。

Re: No title

>>こらえモンさん
ありがとうございます。

新論文過去問集の方です。スタンダード100はちょっと使用に耐えないと思って使いませんでした。

No title

ログヨミ 様

コメントありがとうございます。

参考にさせていただきます。

No title

刑事手続法の諸問題について、質問させていただきます。

ご指摘の通り、この連載は大変有益なのですが、以下の部分をどのように扱うべきか(新司対策としてどう反映させるべきか)悩んでいます。ログヨミさんはどのように読まれていたのでしょうか?

(1)酒巻先生が判例・通説について批判している部分
(2)新司論文式問題を解く際に有益な整理だが、そのような整理方法について酒巻先生が疑問を呈している部分

(2)の部分について、例を挙げます。

法学教室No.288・P70以下の「第6回 供述証拠の収集・保全」の中で、以下の検討方法が説明されています(P.76右段上から2段落目)

--------------
第一段階で任意同行が実質逮捕かどうかを検討する。実質逮捕であれば、その状態を直接利用して獲得された供述証拠の証拠排除を検討する。
仮に実質逮捕と評価されない場合であっても、第二段階として任意取調べの限界について検討する。
--------------

「任意同行と実質逮捕」、「任意取調べの限界」という論点の関係をこのように整理すれば、事例問題へ対処しやすくなるため有益な整理であると思いました。
しかし、酒巻先生は以下の記述でこの整理に疑問を呈しておられます(例えば、判例で出てきた事案は実質逮捕に当たるケースであると考えられるのに、上記第一段階のような処理をしていない等)。
このような記述を読むと、果たして答案を書く際に上記整理方法で書いてよいものか、この整理で書くと、判例が分かっていないと採点者に思われてしまうのではないか、と悩んでしまいます。

Re: No title

>>鉄さん
ありがとうございます。

(1)ですが、このような部分は、判例の弱点を知り、より判例を深く理解するためというスタンスで読まれるとよいと思います。刑訴は、ヒアリングや採点実感などに、判例を内在的に理解して書けといったメッセージがありますので、判例を使いこなせることが合格の必要十分条件になると思います。判例と異なる見解を使えるように勉強する必要は合格するかどうかという点においては、ないのでしょう。


(2)ですが、判例の理解として成り立たない整理でなければ、使っても構わないと思います。ただ、判例の理解としてよりオーソドックスな見解があれば、そちらに従ったほうが穏当であろうかとは思います。現在手元に酒巻教授の連載がないので、問題になった判例等がよくわからないので、これ以上の解答ができないのですが、受験生時代は私が作った整理ですと、


第1 実質逮捕か
1 任意同行
2 留め置き
 ⇒実質逮捕でないなら、任意捜査としての1、2の限界ではなく、第2へ。
第2 取調べ
1 取調べ=任意捜査(198条(判例))
2 任意捜査の限界
3 あてはめ
第3 違法収集証拠排除

になっています。
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