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民事法Ⅲ第2問第7問

刑法総論の勉強を始めようと思い、
大谷先生の刑法講義総論を買いに言ったら、
「改定しますよ」
と購入を止められました。
レジで教えてくれるとはよい本屋さん。

井田先生のにしようかと思ったのですが
いままでずっと大谷説だったし、
それでローの試験もずっとA+だし、
今更なじんだものから変える必要もないだろうという結論に達しました。
僕は刑法は割と得意なんですが、
これといった基本書が決ってないんですよね。
総論は書研しかもってないし、
各論は大谷と前田を買いましたが、通読はしていません。
その代わり、刑法総論の思考方法、刑法各論の思考方法は何度も読みました。
それと、予備校時代のコンパクトデバイスの内容が大体頭に入っているのと、
旧試の過去問をあらかた何度も解いたからでしょう。
基本書を読まなければならないというわけでは必ずしもないということですね。
基本書は手段であって、目的ではないと。


民事法は今日も2問やりました。

まず、第2問。
これは民法と言うより、商法の問題なんじゃないかな、という気がする。
商法の新しい百選の99事件が元ネタ。
国際取引法の講義でもやった判例なので、なかなか大事なようだ。
しかし、どうも学説も判例も煮詰まってない論点を聞く問題なので、
正直オーバースペックな気がする。
契約が第三者をも拘束するのか、という問題。
原則どおり行けば拘束されっこないのだが、これを拘束させる議論の
法律構成如何と、どんな場合には拘束してよいか、という話。
判例はかなり特殊な事情の下に、信義則での解決を図っているので、
この射程をどこまで広げられるのか、というところを抑えておけば、
試験的には事足りるように思う。

民訴は管轄の話。概論はよかったのだが、
あてはめのところが投げやり気味な感じ。
どうも学者先生の欠くものはあてはめ部分が弱い気がする。
慣れてないんですかね。
あと、この解説はどうも誤記が多い(もしかしたら高田先生が問題読み間違ってる?)
ように感じた。

これまた管轄条項が、契約外の第三者に及ぶかという問題が出てきて
学説判例ともに出揃ってない、というような発展的な議論。
司法試験には出ないと思う。


第7問は瑕疵担保。要件事実の問題にもなっている。
民法部分は潮見先生。
自書を読んでね、という部分がチラホラあるけど、
本当にその自書がわかりやすいのでおすすめ。
法律学の森シリーズのやつ。
黄色い各論の本も、瑕疵担保は分かりやすくかいてある。

法律論を前提に、簡潔に問題の処理が書かれている。
この辺は処理がややこしくて、一旦自分の頭で考え抜いて整理する必要がある。
そうやって用意しておかないと、試験場で1から考えるのは時間がかかりすぎる。
昨年の前期にそれをやったおかげで、瑕疵担保周りの処理は大分得意になった。
それに潮見黄色本と、法律学の森の契約各論Ⅰは大いに役立った。

商法526条や、住宅品質確保促進法88条の話もでているけれど、
この辺りはあんまり試験には出なさそうです。

要件事実の方は、類型別にも30講にも詳しくはのっていない瑕疵担保ということで、
結構勉強になります。

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