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会社法の理解のためにちょっとだけ会計の知識を

今年の会社法では自己株式絡みの出題があったそうですね。会社法では、この自己株式を含め、資本や計算のあたりの内容がどうも理解できない、何を言っているのかわからない、という人も多いのではないかと思います。私も、はっきりいって何が何だか分かりませんでした。

この問題を解決するためには、会社法の教科書をしっかり読むというよりも、むしろ会計学の知識を補充した方が効率的ではないかと思います。そこで、おすすめは、日経文庫の桜井久勝「会計学入門」です。全てを読む必要はありません。第4章から6章あたりは飛ばしていいと思います。ざっと読めば、さしあたり、なぜ会社法の計算の規制が必要なのか、そのためにどのような仕組みが必要とされ、実際どのような規制が作られているか、自己株式はどう取扱うのか等についての基本的な発想を含め、純資本の内容、貸借対照表・損益計算書・連結財務諸表の基本的な知識を仕入れることが出来ると思います。かなり読みやすいので、会計に触れたことがない人でも、6時間もあればそれほど苦労しないで読めるのではないかと思います。日々の勉強の合間に1章ずつ読んでいけば1週間で読み終わります。

これを読んだだけで会社法の計算のすべてが理解できるようになる訳ではありませんが、これを読んだ後であれば、会社法の教科書が理解できるようになると思います。会社法に苦手意識のある方は、余裕のあるうちにいかがでしょうか。

進路

今後の学習効率を考えるとそろそろ決める必要があるのですが
どうもなかなか決めきれません。

悩ましい日々です。

お疲れ様でした

受験生の皆さん、5日間お疲れ様でした。
この5日間、逃げずに戦い抜いただけでも本当に称賛されるべきことです。
本当にお疲れ様でした。

出来が不安で仕方ない方が大半だと思います。しかし、そこまで思い詰めたりしないで、しばらくは充電期間をとってよいと思いますよ。参考までに、私は、試験直後の自分の感覚では、せいぜい380点くらいしか取れていないだろうと思っていました。しかし、実際には520点弱の点数だったわけで、このように、自分の感覚と結果は大幅にずれます。もうだめだ、と思っている方も、実は余裕で受かっているかもしれないわけです。

という訳ですから、どうぞ2~3日はゆっくり体を休めてください。
修習や就活などに動き出すのはそれからでよいと思います。
あ、修習について聞きたいことがあれば、こたえられる範囲ではお答えしますよ。

本当にお疲れ様でした。

平成23年度新司法試験

とうとう明日から司法試験ですね。
受けるみなさん、大変につらく苦しい5日間になるとは思いますが
最後まであきらめずに、頑張ってきてください。


試験についての心構えは、私がここで言わなくてももう十分にいろいろと聞いているでしょうが、ちょっとだけ書いておきます。


まず、体調が万全ではない、十分な睡眠がとれなかった等の体調の不完全さは、あまり気にしないことです。万全な体調で試験に臨めなくても火事場の馬鹿力でなんとかなります。

本番では訳のわからない問題が出て、従前に予想していた以上に焦るし、決めていた答案構成の時間内では答案構成しきれないことがまず間違いなく生じると考えておいてください。それが普通だと思うことです。みんな得体のしれない問題にあわてふためくんです。前にも書きましたが、私も民事系では訳が分からなさすぎて、当初の答案構成時間内には構成が終わりませんでしたし、予定外の時間にトイレに行くなどして気を落ち着けたりする羽目になりました。でも、一番成績がよかったのは民事系です。そういうものです。ですので、必要以上に焦らないように。どうせみんなできないんだから、自分もできなくて仕方ないだろう、基本的なところから手堅く解釈しようとか、そういう発想でいいと思います。

そして、最後まであきらめないことです。試験中は何度も、もうだめだ、と思ったりします。私も何度も心が折れかけました。でも、そこで、踏ん張って、最後まで考え抜いて、書き切ってください。そうすれば、きっとよい結果が待っているはずです。

皆様の御健闘をお祈りしています。頑張ってきてください。


考える作業を省略しない

本番まであと1か月とちょっとになりましたね。もう受験生のみなさんは、最後の総仕上げに入っていることだと思います。このあたりの時期では、とにかく今までの記憶喚起や、覚えるべきことを覚えこむことなどに多くの時間を割いていることだと思います。


それはそれで大事なことなんですが、ただ、考えるという作業を省略しないように気を付けるとよいですよ、ということだけ、ここでちょっとアドヴァイスしておきます。単純な暗記作業ばかりしていくと、法的思考力が落ちます。法律構成力が落ちます。しかし、本番で最も大事なのは、法的思考力、法律構成力だと思います。誰でも当然知ってるような知識があれば(択一で210点以上確実に取れるくらいの知識)、知識がなくて落ちるなんてことはないと思います。知らない論点がでて、それが書けなくたって、それだけで落ちるようなことはまずないはずです。誰もが当然知ってるはず(繰り返しますが択一で210点取れる人なら当然知ってるはず)の知識があれば、考える材料としてはそれで十分じゃないかと思います。それだけの材料があれば、その材料を前提として、法的思考能力・法律構成能力を駆使して、合格点に至る程度の議論ができるんじゃないかと思います。逆に、知識が膨大でも、それを使いこなす法的思考能力・法律構成能力がなければ落ちます。ですので、直前期の今だからこそ、思考する作業は止めないようにするとよいと思いますよ。私は、今の時期は答案構成をかなりたくさんやってました。


そして、今の時期には全国模試があると思いますが、それがうまくいかなかったり、いい評価がこなかったりしても、さほど気にする必要はありません。模試の成績は思考力よりも知識で決まるからです。思考力で決まる本番とは違います。現に、去年のTの模試で800番くらいだった人が、本番で2ケタに入ったりしています。


また、自分の立てた計画が試験までに終わらなかったり、やりたいと思っていたことを切り捨てざるを得ない、などといったことがこの時期には出てくると思いますが、それもそこまで気にする必要はないと思います。私も、全然終わりませんでした。今の自分の状況を十分に把握して、やるべき事柄に優先順位をつけて、上からやれるだけやっていけばそれでいいです。出題趣旨を見るととても要求レベルの高そうな新司法試験ですが、現実の合否の分水嶺は、出題趣旨以前のより基本的な事柄です。ちゃんと適用する条文を示し、その文言を正しく解釈し、解釈された規範の意味を正確に理解して、その理解を前提にこれにあたる事実をピックアップしてあてはめる、といった基本的なことが出来ている、出来ていない、で合否は決まっているように思います。ですので、今こそ、基本的知識の確認、正確な理解をこころがけてみてください。


この時期はとてもストレスがたまると思います。ストレスをできるだけためないように、発散する何かをするのはよいことだと思います。私は、とにかく苦痛を感じたりしないようにしようと思い、それまではかなり我慢していたことをあまり勉強に差支えにならない範囲でやっていました。漫画を買ってきて読んだり、映画を見たりということなどです。わき目も振らずに勉強してもストレスがたまらない人はそれでいいのでしょうが、そうでない人は、勉強時間が多少少なくなっても、ストレスを解消できる行為をした方が、勉強の質が高まって、試験の結果はよくなると思います。


後1か月弱でこの苦しみからも解放されます。頑張ってください。
プロフィール

ログヨミ

Author:ログヨミ
判事補。
https://twitter.com/roguyomi34

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